05.スピーチで使えるユーモアセンス!アーカイブ

  1. スピーチとユーモアセンスの関係
  2. 優れたスピーチのユーモアセンスとは?
  3. スピーチのアイスブレイクにもユーモアセンスは生かせます。
  4. お世辞:最強のお世辞。
  5. オーバーリアクションで話術を鍛える
  • 面白いスピーチにするためにはユーモアセンスが欠かせません。ただ、自分とユーモアセンスがだいぶ異なるコミュニティで、スピーチをすると場が白ける恐れがあります。難しいのは、それを事前に予測できない場合です。様々なコミュニティごとのユーモアセンスに詳しくなれば、どういう人達が集まるかを聴いただけで、ある程度予測できるものですが、普通はそんな予測は難しいですし、誰でも予測に限界があります。

    様々なユーモアセンスを持つ人々に対応できるように、スピーチ原稿には、複数のユーモアセンスに対応する内容を盛り込んでおくとよいでしょう。また、滑った時にはネタを重ねるのをやめるなど、聴衆の反応を見ながらスピーチ内容を変更できるようにしておくことも大切です。結婚式などの様々なタイプや世代の方がいる場所では、複数のコミュニティに笑いを取れるように様々なユーモアセンスを含めておくと、「全体に配慮している優れたスピーチ」と評価してもらえます。

    聴衆にウケたら、ついついウケなくなるまで、スピーチを続けたくなるものですが、ウケなくなるまで待たつずにウケているうちにスピーチを終わらせることをお勧めします。かなりウケていても、やり過ぎるとうんざりされて、「面白かったけど、しつこいスピーチだった」という評価を受けることになってしまいます。

  • スピーチにユーモアセンスを応用するのはとても良いアイディアです。ただ、自分とユーモアセンスがだいぶ異なるコミュニティで、スピーチをしなくてはならないときには、逆効果になる可能性もあります。そういう事態に備えて、スピーチ原稿には、複数のユーモアセンスに対応する内容を盛り込んでおくとよいでしょう。また、滑った時にはネタを重ねるのをやめてスピーチを短くする工夫も大切です。結婚式など様々なタイプや世代の方がいる場所では、複数の集団に笑いを取れるように様々なユーモアセンスを含めておくと、「全体に配慮している優れたスピーチ」と評価してもらえます。

  • スピーチのアイスブレイクにもユーモアセンスは生かせます。
    日本でもビジネス界を中心に、スピーチの前にユーモアセンス
    を使うことが求められています。

    一つのパターンとして、
    1.みんなが不満を感じているサービスや問題を上げて挙手をしてもらう。
    2.みんなが不満を共有したサービスや問題の原因は自分だという。
    というツーステップで笑いを取るものがあります。

    そして、
    3.その問題を掘り下げて、解決方法を提示する。
    という風にスピーチを展開していけばユーモアセンスの
    観点以外から見ても完璧なスピーチと言えるでしょう。

  • お世辞:最強のお世辞


    お世辞ほど最強のコミュニケーションツールはありません。


    よくコミュニケーションの本にも、

    「下手でもうれしいからとりあえずお世辞を言え!」

    と書かれています。

    それだったら、お世辞を上手に言えたらどうなる?


    最高級のお世辞を言えたら?


    そんな思いから生み出された最強のお世辞


    これには、以前紹介したオーバーリアクションを使います。

    相手がなるべく喜ぶ形で、オーバーに、オーバーに表現すること。

    「おお~、すげ~、本当に驚きました!」
    というレベルのお世辞を言いましょう。

    お世辞とわかっていても、相手が思わず笑ってしまうほど、
    派手に褒めるのです。


    品を保って、「おきれいですね」というレベルのお世辞を言ってもしょうがない。
    相手は「明らかな社交辞令だな」と流してしまうでしょう。


    もし、お世辞をやりすぎて少し失敗した時も、
    一気に大成功の持っていくテクニックがあります。
    それは、すぐにご紹介しますよ。

    ●まとめ●

    お世辞を言う時は、オーバーリアクションのテクニックを使おう。

    お世辞は、大袈裟に言えば言うほど効果的。

    あまりに大袈裟なお世辞に相手が笑っちゃうレベルを目指そう。

    さらに、相手にいい印象を与えるテクニックにもつなげられます。

  • オーバーリアクションで相手の話術を鍛える●
    オーバーリアクションで相手の話術を鍛えるというのは、少し違和感があるかもしれませんが、意外と有効な方法です。例えば、あまり相手の話に興味がない時は、話を聞き流すだけで終わってしまうのが普通です。でも、オーバーリアクションをしようと思ったら、相手の話は聞かなければならない。「話、聞いてるの?」といわれたら、「うん、聞いてるよ」なんていう返事じゃだめです。相手の話術レベルと自分の聞く力を意識しながら適切なタイミングでオーバーリアクションをして相手をノリノリにするのです。

    「話、聞いてるの?」といわれたら、「もちろん!真剣に聞いているんだよ。だから、話進めてよ!続きが気になって、気になってしょうがないんだ!●●はその後どうなったの?」くらい言いましょう。これがオーバーリアクションで相手の心をつかむ技術です。オーバーリアクションを使うと、とりあえず空気を読んでいっているだけの発言が生気を帯びます。他人の話術について意識するようになると会話力が上がります。

    社交辞令的な場面で、オーバーリアクションによるユーモアセンスを見せれば、あなたは必ずや、好感を抱かれるでしょう。好感を抱かれていると、あなたの話術やユーモアセンスを磨くのと同じくらいの効果があります。誰でも、自分が好きな人の話術やユーモアセンスに関しては甘く評価してしまうものです。好きな人の話は大したことなくても面白いですね。

    ●まとめ●
    オーバーリアクションは、社交辞令的な発言に生気を帯びさせる。相手がうれしいように、大袈裟に言おう。大袈裟な発言が相手の心をつかむ。そして、あなたの話術とユーモアセンスを磨くことに繋がるし、あなたの話術とユーモアセンスが実力以上に評価されることにもつながる!

    ◆オーバーリアクションで笑いを取る
    笑いをとるためのオーバーリアクションは、天然ボケタイプのほうがウケますね。おもしろ動画に出てくる子どもや動物がびっくりするときのオーバーリアクションがその良い例です。相手が真剣に話しているときのオーバーリアクションとは違って、会話が退屈になる前に、ちょっとした事に大げさな反応をして笑いを取って場を和ませるのです。