受験生向けの記憶術
◆歴史上の人物の写真と人名や作品名や実績を結びつける記憶術
一番おすすめの記憶術は、「いたずら書き勉強法」です。いたずら書きといっても、適当に面白半分で書くのではなく、重要な事がうまく記憶に残るように考えて書きます。板垣退助の写真と名前を結び付けたい場合は、板垣退助の特徴であるひげの部分に板の絵を書いておくのです。このように名前や実績から絵を考えられれば、簡単に覚えられるので、絵のイメージを付けることを最優先しましょう。伊藤博文には「糸」を巻き付ける、勝海舟のあたまにとんかつをのせる、新渡戸稲造のあたまに稲を生やす、など一般的に使用できるイメージの他に、大久保利通の「オークというモンスター」の武器を背負わせる、というように自分独自の興味関心にあったイメージを結びつけるのもよいでしょう。
また、どうしてもイメージが浮かばない場合は、漢字の一部を写真に書き加えるとよいでしょう。その際は、自分にとって印象に残る書き方をすることが大事です。芥川龍之介の写真に「くさかんむり」を書き足す時は、芥川龍之介の頭にぴったり乗っているように見えるように意識しながらピンポイントの場所に書きましょう。「芥」という感じが少し斜めになってバランスをとりながら、乗っているように書いてみてもいいと思います。源頼朝ならばさんずいをピッタリと体の横にくっついているように書くのが良いでしょう。
◆この記憶術の応用方法
時代背景を表す写真にも同じ手法が使うことができます。