◆多くの人が間違っている記憶の仕方「苦手な内容ほど記憶の頻度が少ない」
記憶の回数ではなく記憶の頻度を増やすことが
大事なのはあなたもわかっているでしょう。
「何回見ても覚えられない」事が多いですから。
ただし、ただ意味もなく見ていても覚えられません。
記憶術を使って効率よく覚えないと意味が無いのです。
人はなんとなくでは覚えられないのです。
実践するためには、このことを知ると同時に、
「内容によって覚えやすさが違う」ことも
意識する必要があります。
記憶力には個人差もありますが、同じ人でも
すぐに覚えられることもあれば、なかなか
覚えられないこともあります。
たまたま今勉強している分野が覚えやすい人と
自分を比べて「自分は記憶力がない…」と
絶望しないようにしてくださいね。
間違った思い込みから記憶力をアップさせる
チャンスを失ってしまうのはもったいないです。
受験勉強のように科目の多い試験では、覚えやすい
分野に集中することで得点を稼ぐという戦略も有効
かもしれませんが、普通はこの方法は使えません。
受験でも東大のように合格最低点が満点から遠ければ、
この戦略が通用しますが、合格最低点が満点の9割を
超えるような試験では苦手分野の克服が大切です。
覚えやすいことに使う時間を減らさないと、
覚えにくいことを覚える時間は確保出来ません。
覚えやすい分野に関しては余計なことまで勉強して
時間を浪費してしまいがちになるので要注意です。
無意識に復習をすると、覚えやすいことを重点的に
復習してさらに記憶力に偏りが出てしまいます。