マーケティング入門ブログ記事メモすべて公開。
●入門者へ。マーケティングの定義とは?簡単な入門用語で。
入門者には紛らわしいがマーケティングの定義
は非常に抽象的である。
広告宣伝だけではなく市場リサーチから商品開発
までを含み非常に意味の広い概念用語である。
それぞれの要素が複雑に絡み合っているのでデータ
を取って科学的にマーケティングを進化させること
も長い間おろそかにされてきた。
マーケティングとは(簡単な定義):
市場リサーチにより商品と商品価値の伝え方
と商品の届け方を、
データに基づいて改善し続けてビジネス全体
を改善し続けるために必要なことすべて。
マーケティングとは(細かい定義):
市場リサーチにより見込客がどこにいるのかをみつけ、
見込客からほしいデータを得られるようにリサーチし、
そのデータから開発する商品を決めて作成し、
試作品を見込客に提供し反応をリサーチし、
見込み客とコミュニケーションをとりながら、
顧客データに基づき商品の価値の伝え方を決め、
顧客の反応をみながら商品の価値を伝えていき、
市場リサーチにより効率よくその商品を届けて、
その商品への反応も顧客にリサーチし、
さらによい商品と価値の伝え方をリサーチして、
最適な商品販売活動を続けるための手法の
総称である。
マーケティングの定義は範囲が広すぎる
ため絞り込んでいろいろな言い方をする。
あえて情報量を落としてマーケティング
入門者がとっつきやすいようにするのだ。
ここでも、入門者向けに大胆なマーケティング
の定義を紹介していく。
マーケティング全体の定義をつかめなくても
部分的に少しずつ用語を覚えていけばよい。
全体像は実際に実態はない。
新しい用語と定義を生みながら変化し続けている。
マーケティングの定義1
「4P(4C)を最適化し、市場との関係を最適化すること」
マーケティングの定義2
「3Cのすべてを考慮し、市場との関係を最適化すること」
3Cと4PはMBA系列のマーケティング用語です。
4Cは4Pを顧客の視点に立って置き換えた用語です。
顧客視点に立つことでマーケティングしやすくなります。
マーケティングの定義3
「4Mを客観的データに基づき最適化していくこと」
●なぜマーケティングの定義が曖昧で専門用語がたくさんあるのか?
マーケティングをするときは必ず
市場リサーチをしてお客様が本当に
ほしがるものを予測します。
この予測は難しく正確にあたる
ことはありません。
また、予測した時点と商品を提供する時点
でお客様のほしいものが変わってしまう
こともたいへん多いです。
競合商品や新規参入商品がマーケティング
環境を急変させてしまうこともしばしば。
それでも商品を売るためにはお客様の考え方を変えて、
自分の商品をほしいと思ってもらう必要があります。
マーケティング担当者にはお客様をより高いレベル
の価値を求めるように教育する役割があります。
ここでも市場リサーチによるお客様の心理データを
参考にした説得が必要となります。
新しい価値を求めさせるのは経済成長に欠かせません。
借金漬けの日本は経済成長がなくなると高齢者を
切り捨てる必要性が出てきてしまいます。
リアルタイムでお客様の心情を理解しないと説得はできません。
お客様の心理のデータがなければどういう説得が
必要なのかもわかりません。
お客様の心理データを統合して大衆として社会を
みて社会全体をよくしながらお客様の人生をよく
する方法を考える必要があります。
お客様に影響を与え始めると新たな市場リサーチの
データが必要となります。
そして、商品開発、商品提供、結果の市場リサーチ
を何度も繰り返し、データを取って科学的に改善
させ続ける必要があります。
これほど複雑に絡み合っている要素を最適化させて
収益と社会貢献を最大化させ続けるマーケティング
は常に意味が広がり続けるから定義はあいまいなまま
になってしまうのです。
この難しさゆえに多くのマーケティング担当者が
自分の仕事を明確に定義しなかったこともあります。
そんなマーケティング担当者に向けて学術的に正しい
マーケティングの定義を教えるために多くの専門用語
がアメリカ中心に大量に生まれました。
次から次へと考えだした新しいマーケティング戦略を
大量にある他のマーケティング戦略と区別するために、
大量のマーケティング専門用語が必要となるのです。
●マーケティング入門から自動化へ。
マーケティングの定義はあいまいで専門用語も
無限に登場し続けます。
入門者にはマーケティングの全貌を想像する
ことすら困難です。
しかし、自分のビジネスのマーケティングだけを
自動化するのはマーケティングの定義を明確に理解
することよりはるかに簡単です。
マーケティングとビジネスの基本を理解したうえで
最新のマーケティング戦略を導入して改善をし続け
自動化を目指していればよい仕組みができます。
市場リサーチやデータ分析を試行錯誤しながら
やり続けるとよい仕組みができてきます。
科学的にデータを分析して顧客を理解すること
が大切です。
入門者を狙ったメッセージ性は強いが中身は伴わない
マーケティング戦略にだまされず、その実態をよくみ
て社会全体を考えたバランスの良いマーケティング
戦略を立てましょう。
マーケティングの仕組みは科学的なデータ分析で
改善し続けることが可能なのです。
●ダイレクトレスポンスマーケティングの意味
意味は顧客と一対一でダイレクトにマーケティングすること。
無料コンサルティングや無料セミナーや無料メール相談も
ダイレクトレスポンスマーケティングに含まれます。
ダイレクトレスポンスマーケティングはインターネットで
データベースを使い擬似的にダイレクトマーケティングを
実現したものという意味もあります。
無料コンサルティングや無料セミナーや無料メール相談などの
本物のダイレクトレスポンスマーケティングを行う意味がある
のはかなり顧客単価の高い商品のみです。
*長期的にバックエンドで得られる収益も含む。
●マーケティング市場リサーチ入門編
マーケティング入門者が市場リサーチをする際に
重要なのは女性の声です。
女性に好かれる商品がよく売れるのです。
その理由は二つあります。
市場にはたくさんの競合商品があること。
女性のほうが商品選びにこだわること。
この理由を聞けばわかるようにマーケティング
入門者だから女性の声をリサーチすればよい、
といいましたが、絶対に女性の声を聞けばよい
のではありません。
購入者ではなく購買決定者のリサーチが
重要であるということです。
たいていの男性は女性に市場の中からどの
商品を選べばよいかを聴きます。
男性の方がこだわりが薄いので、市場に出ている
商品の違いをあまり気にせず言われた通りに
購入することが多いのです。
市場リサーチのターゲットとなる商品選びにこだわる
購買決定者が分かりにくいときは、女性の声を参考に
しましょう。
●マーケティング実践(市場リサーチを超える)
マーケティングの歴史は長く、市場リサーチも
徹底的に多くの人が行っています。
そのため、市場リサーチをするまでもなく
絶対に聞くマーケティング戦略が存在します。
その代表格がブランディング戦略です。
マスコミで紹介、雑誌に掲載、表彰を受けるなど
の実績をもって市場にアピールすることができれば
そのマーケティング戦略はたいていうまくいきます。
スクウェア21などの取材費を逆にもらって
有名人が取材する雑誌というのは中身を伴って
いないにも関わらずマーケティング効果がある。
こういう効果を理解して意図的に表彰を行っている
団体もある。
本当に価値のあるマーケティングにするためには
表彰や雑誌の発行を行う組織を作るとよい。
業界に対して権威をもっている組織はマーケティング
はうまくても中身が伴わない場合もある。
業界を健全化させるための団体を作ってマーケティング
を行えば、ものすごい高い効果がある。
市場リサーチでお客様の声にこたえるのではなく、
それを超える価値を提供し、それを伝える
マーケティング戦略である。
●ほかにも、確実なマーケティング戦略があるので、
後日詳細を紹介します。
高コストのアピールは実例を面白く。
リスクリバーサルを設定すると販売戦略が誠実になる。
よいオファーを作る。
サービスを使いこなせると完全に理解させる。
一番いい商品と思わせる。
メリットを具体的に想像させる。
一発で成約するつもりで作ったサイトにリピートさせる。
お客様の声を回収して改善する仕組みを作る。
かならず口コミを起す。
サービスはすべて有料。
本格的なお客様の声をいただく時のみ無料。
疑われやすい人、会社、情報を信用させる。
広告会社とジョイントベンチャーすることが一番多いが、
彼らは一番ジョイントベンチャーになれている。
ジョイントベンチャーの要求はとても多いので、
パートナーに困っていないためあまりよい条件を提案しない。
●ニューロマーケティング入門(市場リサーチによいデータ)
ニューロマーケティングはMRI、EEGなどの装置を使って
人間の脳神経の反応のレベルから顧客データを分析する
最新のマーケティング戦略です。
脳の活動の分析により人間の行動を分析するためのデータ
を作り出す手法は多くの分野に広がっています。
日本ではカネボウや竹中工務店が有名です。
多くの大手企業で顧客データの蓄積が始まっています。
ニューロマーケティングの有名なデータにワインの価値と
価格の関連性に関するものがあります。
同じワインでも価格が高いほうが価値があると錯覚するのです。
このデータは参考になりますが、なんにでも応用はできません。
ワインは商品の価値の違いが素人にはまったくわかりません。
素人は味や風味の違いはほとんどわかっていません。
パッケージや価格をもとにわかったつもりになって判断しているのです。
プロでもアルコールが体内に入ってしまうとほとんど
わからなくなるほど微妙な違いしかないのです。
ワインに関してはこういう特殊な事情があります。
素人でもサービスや商品の価値がすぐに実感できる商品には
このニューロマーケティングのデータは参考にならないでしょう。
もちろん、ワイン以外の商品でも素人にとっては価格は重要な
価値の指標となります。
特別価格や限定割引などの言葉を使って顧客が感じる価値を
価格より高く設定する必要があります。
ニューロマーケティングのデータは非常に質が高くすぐれた
ものです。
既存の手法で得られるデータに加えて、市場リサーチの
制度を高めることができます。
冷静にデータを分析してマーケティング戦略を立案すれば、
かなり高い効果が得られるでしょう。